多汗症の手汗とは?

多汗症の手汗とは?

多汗症とは全身に汗が増加するタイプのものと身体の一部分に汗が増えるタイプのものとがあり、多汗症の手汗は後者に当たります。後者を「局所多汗症」と言い、原因の分からない原発性と外傷などの神経障害などによるものに分けられ、原発性では手のひらや足の裏、ワキといった部分から過剰なまでの発汗を認める疾患です。治療法としては薬物療法と外科治療が以前より行われています。手汗は性別に関わらず男性も女性も悩む症状で、日本でも多くの人が頭を悩ませているようです。

多汗症の手汗には種類がある?

多汗症の手汗には種類がある?

多すぎる手の汗をかくのは、大きく分けて全身性多汗症と局所多汗症に分類されるうちの後者の種類にあたります。そして手の平にでる手汗の象徴は、手掌多汗症と呼ばれます。これは交感神経が優位すぎる状態になり、手の平に過剰な汗をかく疾患です。症状の度合は手が軽く湿っている程度から、床に汗がぽたぽた落ちる状態まであります。現在でもはっきりした原因がわかっておらず、症状がひどい場合には、病院で医師に相談して治療することができます。

多汗症の手汗の症状は?

多汗症の手汗の症状は?

多汗症で苦しんでいる方は意外にも多くいらっしゃいます。その主な症状は、手から汗が滴るようになります。ですから手を動かすと汗が飛び散ったり、教科書やノートが手汗によって濡れてしまったなどの困ったことが起きます。また、人と気軽に握手ができないや手汗で手が滑って物を落としまうといったことも多汗症の人には悩みの種になります。このように多汗症は日常生活において様々な障害が起こりますので、早く治療することが大事です。

多汗症の手汗の診断基準とは?

多汗症の手汗の診断基準とは?

手汗の多汗症は、汗のために物が手から滑る、握手が出来ないなど生活に不便を感じることも多く早めの診断と治療が必要とされています。診断は、レベル1から3まであり、それぞれの症状に診断基準で区分されています。レベル1は、手が湿っていて触ると汗ばんでいることが分かる程度でレベル2になると手に水滴があり見ただけで汗をかいていることが分かり、レベル3では盛んに水滴ができ汗が滴り落ちるような状態を言います。どのレベルで有っても普段の生活に支障が出ますので専門医の受診をお勧めします。

多汗症の手汗になる原因とは?

多汗症の手汗になる原因とは?

多汗症や手汗で悩む方は少なくありません。多汗症や手汗の多くの原因は、精神的なストレスや緊張、不安など人それぞれです。リラックスしている状態でも多くの汗をかいたりすることもありますので、原因を突き止めることが重要です。精神的なことが原因で起きる多汗症は、「発汗恐怖症」とも呼ばれています。代謝の異常からくる症状は、循環器や中枢神経の病気を患っている場合もあります。他にも食生活の乱れやホルモンバランスの乱れなどからも起きる症状です。

多汗症の手汗は治せる?

多汗症の手汗は治せる?

高い治療効果を期待できる胸腔鏡下胸部交感神経切除術があります。交感神経が発汗を促し、緊張状態が過敏になって現れる症状なので、交感神経の働きを抑えれば汗の分泌を止めることができます。一般的には手汗の分泌を抑える薬物での内服療法や制汗剤の利用や軟膏などの外用療法があります。また自律神経の訓練も行われています。重症の多汗症のかたは手術の対象となりえるので日常生活に支障をきたす方は相談した方が良いでしょう。

多汗症の手汗は遺伝でもなる?

多汗症の手汗は遺伝でもなる?

子供は親から遺伝子をもらって産まれてきます。そのため顔などは似ることが多いです。しかし遺伝しないものもあります。それは成長過程で得ていくものなどです。例えば語学力とか利き手などはあまり関係ないと言われています。ところで多汗症の手汗ですが、これは遺伝しないと言われています。というのは本人の自律神経の状態などに左右されることが多いからです。ですが遠因になりうることはあるでしょう。例えば、性格は似ることが多いのですが、親が真面目でストレスを溜め込みやすい性格であれば、子供もそうなる可能性が高くなります。それゆえに頑張りすぎて体調を崩し、自律神経に影響すれば多汗症の手汗になることもあるかもしれません。

多汗症の手汗は皮膚科で治る?

多汗症の手汗は皮膚科で治る?

多汗症の中でも手のひらや足の裏、脇など多量の汗をかく場合は局所多汗症と呼ばれます。日常生活に支障が出るほどの手汗をかく状態であれば治療が必要で、皮膚科で診察や治療をしてもらえます。一般的にはローションタイプなどの制汗剤を塗布する方法のほか、ボツリヌス製剤を注射する方法、薬物療法などがあります。薬物には神経伝達物質を抑制する薬や精神安定剤、漢方薬が処方されます。これらを試しても効果がない場合は手術をして汗腺を除去する手もあります。

多汗症の手汗の自宅で簡単な治し方

多汗症の手汗の自宅で簡単な治し方

多汗症の手汗は、ある程度自宅でもできる治し方があります。手の汗は、交感神経が優位になりすぎるとひどくなる傾向があります。つまり気持ちが興奮状態にあるときです。ストレスが緩和されると手汗の量も抑えることができます。手には、副交感神経を優位にしてくれるツボがいつくかあります。その一つが神門といい手首の小指側にあり、ここを押すとイライラがおさまります。そして合谷というツボが手の甲の親指と人指し指の間にあり、ここは自律神経を正常に戻す効果があります。